素敵なインテリアで壁を装飾するのって楽しいですよね。思い切って壁紙を変えてみたり、色を塗ってみたり…リフォームにトライするのも良いですが、そこまでの予算がなかったり、賃貸で自由に家の壁をイメチェンできない…なんてことも多いかと思います。
やはり、簡単に好きなインテリアを楽しむには「壁に何か飾る」ことが一番手っ取り早いと思うのですが、今回はありそうでなかなか無い、大きめ壁掛けアルフォベットを作り、遊び心あるアイテムを作りました。
大きめ(ビッグサイズ)の壁掛けアルファベットを作る
壁掛けアルファベットってなに?
壁掛けアルファベットとは、その名の通り「壁にアルファベット文字を掛けて楽しむインテリア雑貨」です。
街のオシャレな雑貨屋さんでもアルファベット文字飾り文字がたくさん売ってありますよね。最近はインダストリアルインテリア(男前インテリア)などと呼ばれる工業っぽいクールなインテリア雑貨としても大人気です。
100円ショップでも小さなものが買えたりと、比較的簡単にインテリアを楽しめるグッズではないでしょうか。アルファベットや数字を集め、好きな単語を作ってお部屋に飾るなど気軽に楽しめます。
存在感アリ!大きめの壁掛けアルファベット文字を作る
私も自宅やアトリエで好きなアルファベット文字を飾ったりしています。壁に掛けたり、棚にポン!と置いてみたり。
上の写真は以前から作っている24cmの中型(ミドルサイズ)のもの。でも、もっと大きい(ビッグサイズ)のモノが欲しい…意外にもお店やネットショップでは大きいサイズのアルファベット文字はあまり見かけないんです。
もっと大きいサイズが欲しいんだけどなぁ〜。
そういえばお店でもあんまり見かけないねぇ…
…そう考えているうちに、自分たちで作ってしまおう!ということになっちゃいました。
分厚い板を使って、糸鋸盤で切る
作る工程を簡単にご紹介。
まずは板を用意し、カットしたり貼り合わせたりの作業を終えたあとヤスリがけします。
その板に印刷した切り抜きたい文字(アルファベット)を貼り、あとは糸のこ盤でカットしていきます。
作業工程の写真は60cm以外のサイズのものを使用しています。
仕上げに角の処理とさらにヤスリがけをします。
60cmサイズの出来上がり
一番大きいAとBのサイズは縦が60cmあります。実際の感覚では写真よかなりの大きさを感じます!フォント(文字の種類)も好きなものに変えるだけで、それぞれ雰囲気あるアルファベットオブジェが出来上がりました。
おお!ほんとに大きなアルファベット文字ができあがったねぇ!
簡単に壁掛けできるオブジェが欲しい
こだわったのは大きさだけでなく、家庭にあるもので簡単にかつオシャレに「壁掛け」できるものに仕上げたいということ。壁にかける額縁やオブジェで掛けた時に留め金が見えているものは少し違和感があります。シンプルにオブジェだけ掛けられるような仕掛けを作りました。
確かに!釘や留め金が目立ってたらちょっとオシャレな感じはしないかも…
額縁でも棚でも壁にかけるものはシンプルに見せたいよね。
「チェスピンをはめるだけ」で壁掛けできるインテリアオブジェ
この大きな壁掛けアルファベットオブジェはチェスピンで簡単に壁掛けできるように作りました。(サイズが60cmに近いものはフックで掛ける仕様になっています)
アルファベット自体にチェスピンをセットして掛けたい場所に押し込みます。
そのあと、一度アルファベットを外し壁についたピンの穴にピンをしっかりと刺して固定。あとは、アルファベット自体をチェスピンにはめ込みながら壁に押し込んで出来上がり。
アルファアベットオブジェが壁にスッと張り付いたようにスッキリとした見栄えになり嬉しいです。
用途もそれぞれ。DIYの材料としても!
色付け・装飾・ワックス掛けを施した完成品も作っていますが、いろいろな用途で使う方が多いので今回は木そのままでナチュラルタイプです。自分で色を塗ったり、木の実や小物を貼り付けたり…オリジナルの作品を作れます。
作ってよかった!壁掛けアルファベットオブジェ
実際に注文頂いたお客様の中には「店舗の看板として屋外で使用したい」「子供の記念写真にイニシャルを制作してほしい」など様々です。個人的なデザインの仕事で実際に現物を作り上げる時も、立体感がほしい時はこのオブジェを利用したりしています。
最後に
文字以外にも造形を切ったり、他にインテリアオブジェ(ツリーオブジェなど)を製作したり、オブジェ以外でも様々なモノを作る予定です。自分たちやお客様の「こんなの欲しかった!」をカタチにしながら現在、切り文字(オブジェ)の制作にハマっています。
こちらの大きな壁掛けアルファベットは現在ショップで紹介しています。リクエストを聞きながらオーダー商品も受けておりますのでぜひチェックしてみてください!
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